
「新しくエコキュートを設置したい!」
「古くなったエコキュートを買い替えたい!」
エコで安全な給湯器として「エコキュート」が人気を集めています。新築の住宅はもちろん、従来の石油給湯器やガス給湯器からの買い替え需要も高まっていて、現在エコキュートを検討されている方も多いと思います。
しかし、一口にエコキュートといっても様々なメーカーがいろいろなタイプの製品を発売していて、正直どのメーカーのエコキュートを選んだらいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はメーカー別にエコキュートの機能や特徴を比較し、それぞれのセールスポイントをまとめてご紹介します。
エコキュートを選ぶ際の参考にしていただければと思います。
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エコキュートを製造・販売しているメーカーは?
現在エコキュートを製造・販売しているメーカーは、パナソニック、三菱電機、コロナ、日立アプライアンス、ダイキン工業、東芝キャリア、長府製作所の7社になり、それぞれ特徴のあるエコキュートを販売しています。
・パナソニック:エコキュートのシェアナンバーワン(27%)の人気メーカーで、家電メーカーならではの高い知名度や、「エコナビ」などの独自機能が人気を集めています。
・三菱電機:エコキュートシェア2位(26%)家電メーカーとしての圧倒的な知名度でエコキュートも人気です。積極的なCM展開でブランド力がとても高く、ユーザーの支持を集めています。
・コロナ:コロナといえばストーブやファンヒーターなど暖房器具メーカーのイメージが強いのですが、世界で初めてエコキュートを販売した老舗的メーカーで、エコキュートシェア第3位(14%)を誇ります。
・日立アプライアンス:日立も世界的な家電メーカーで高い技術力があり、エコキュートにおいても「水道直圧式」など独自の技術で評価を集めているメーカーです。人気グループ「嵐」をCMキャラクターに起用するなどメディア展開にも積極的です。
・ダイキン工業:ダイキン工業は世界的空調メーカーとして有名で、エアコンなどの空調設備で培った技術はエコキュートにも生かされており、高い品質でユーザーの信頼も厚いメーカーです。
・東芝キャリア:主に業務用の空調設備を扱うメーカーですが、エコキュートの製造にも力を入れています。業界最長の5年のメーカー保証を付けるなど、技術力・品質の高さに定評のあるメーカーです。
・長府製作所:給湯器専門メーカーとして西日本では圧倒的な知名度のあるメーカーです。エコキュートのシェアはまだ高くありませんが、給湯器メーカーならではのしっかりとした製品づくりで品質の高いエコキュートを世に送り出しています。
※シェアは2016年度データになります。
エコキュート各メーカーの特徴を比較
ではエコキュートというのはメーカーによってどんな違いがあるのでしょうか?
各メーカーのエコキュート最新モデルの特徴はご覧の通りになります。
パナソニック ・「エコナビ」をはじめとする省エネ機能の充実
・「ソーラーチャージ機能」で太陽光発電との連携を強化
・「温浴セレクト」「酸素入浴」の快適機能
三菱電機 ・「バブルおそうじ」「ホットあわー」などマイクロバブル技術が人気
・「お天気リンクAI」など太陽光発電との連携
・高効率化で省エネ性能がアップ
コロナ ・「ES制御」で高い省エネ性能を実現
・人感センサーと水位センサーで快適・安全な入浴をサポート
・使いやすいスマートナビリモコンプラスを全機種採用
日立アプライアンス ・業界唯一の水道直圧式「ナイアガラ出湯」
・「ウレタンク」でお湯が冷めにくい
・井戸水対応モデルが選べる
ダイキン工業 ・ダイキン独自のヒートポンプ技術で省エネ性能アップ
・減圧式でもパワフル高圧対応でお湯の勢いがいい
・バスクリン入浴剤が全製品対応
東芝キャリア ・銀イオン技術で清潔・快適なお風呂を実現
・スタイリッシュで使いやすい「光タッチリモコン」
・業界最長5年のメーカー保証で安心
長府製作所 ・「ecoとく」で省エネ性能アップ
・設置場所を選ばないスリムタンク
・井戸水対応モデルをラインナップ
こうして見ると各メーカーごとに独自のカラーと言うか、他社との差別化を目指した製品づくりがされているのがわかり、お気に入りのエコキュートを選ぶ際の参考になりそうですね。
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エコキュートをポイントごとに比較
どのメーカーのエコキュートを選ぶのに参考にしていただきたいポイントごとにメーカーを比較してみました。
各メーカーの保証を比較
エコキュートも機械である以上、故障する可能性があります。万が一の故障に対する各メーカーの保証の対応状況は次の通りになります。
メーカー | メーカー保証 | 延長保証 | 金額(税抜) | ||
---|---|---|---|---|---|
本体 | 冷媒回路 | 貯湯タンク | |||
パナソニック | 1年 | 3年 | 5年 | 5年 | 10,476円 |
8年 | 23,333円 | ||||
10年 | 28,426円 |
||||
三菱電機 | 2年 | 3年 | 5年 | 5年 | 10,800円 |
8年 | 23,238円 | ||||
コロナ | 2年 | 3年 | 5年 | 5年 | 10,800円 |
8年 | 23,238円 | ||||
10年 | 28,381円 | ||||
日立アプライアンス | 1年 | 3年 | 5年 | 7年 | 20,954円 |
10年 | 28,381円 | ||||
ダイキン工業 | 1年 | 3年 | 5年 | 10年 | 28,000円 |
東芝キャリア | 5年 | 5年 | 5年 | 8年 | 18,095円 |
10年 | 23,381円 | ||||
長府製作所 | 1年 | 3年 | 5年 | 8年 | 23,333円 |
10年 | 28,381円 |
メーカー保証の内容はどのメーカーもほとんど差がない中、東芝キャリアさんの5年保証が目立ちます。
また各メーカーとも、通常のメーカー保証のほかに長期の延長保証を設けています。
エコキュートは10年以上の長期にわたって使用するものですから、その間に多少の故障が発生する可能性は否定できません。
長期延長保証は年間にすると数千円の負担で修理に関する費用(技術料・部品代・出張費)がメーカー負担になる制度です。
保険的な意味で加入しておくと安心です。
省エネ機能を比較
エコキュートの省エネ性能を比較する上で1つの指標となるのが、「年間給湯保温効率(フルオートタイプ)」と「年間給湯効率(給湯専用タイプ)」です。
この数値が高ければ高いほど省エネ性能が高いと言うことになります。
下の図は各メーカーのエコキュートの、年間給湯保温効率・年間給湯効率の数値とメーカー独自の省エネ機能についてまとめたものです
元々省エネ性能の高いエコキュートですが、その中でも効率の高い機種を選びたい方には是非参考にしていただきたいです。
メーカー | 年間給湯保温効率 | 年間給湯効率 | 省エネ機能 |
---|---|---|---|
パナソニック | 3.0~3.9 | 3.2 | ・エコナビ ・ぬくもりチャージ |
三菱電機 | 2.8~4.0 | 2.8~3.2 | ・ホットりたーん ・アシスト湯はり&ヒートポンプ保温 |
コロナ | 3.0~4.0 | 3.2 | ・ES制御 ・省エネ保温 |
東芝 | 2.8~3.6 | 3.3 | ・貯湯タンクに真空断熱材採用 ・スマートおまかせ運転 |
日立アプライアンス | 2.8~3.9 | 3.3 | ・ウレタンク ・インテリジェント制御(省エネ保温・入浴検知追いだき) |
ダイキン工業 | 2.8~3.4 | 3.2 | ・スマートおまかせ運転 ・電力抑制設定 |
長府製作所 | 3.0~4.0 | 3.2~3.3 | ・ecoとく |
※数値は一般地仕様のもの。メーカーカタログより引用しています。
年間給湯保温効率などの数値は各メーカー共、上位機種になればなるほど高くなる傾向があります。数値が高いに越したことはありませんが、購入予算とのバランスも考えて最適な機種を選んでください。
タンク容量を比較
エコキュートは使用する人数によってタンクの大きさをを選ぶ必要があり、タンク容量のラインナップは選ぶ上で重要な要素です。
各メーカーのエコキュートのタンク容量のラインナップはご覧の通りです。
メーカー | 角形タイプ容量 | 薄型タイプ容量 | その他 |
---|---|---|---|
パナソニック | 370・460・560 | 370・460 | 一部コンパクトタイプ(195・300)あり |
三菱電機 | 370・460・550 | 370・430 | コンパクトエコキュート(180・200)あり |
コロナ | 370・460 | 370・460 | 一部コンパクトタイプ(185・300)あり |
東芝 | 370・460・560 | 370 | |
日立アプライアンス | 370・460・560 | 370・460 | |
ダイキン工業 | 370・460 | 370・460 | |
長府製作所 | 370・460・550 | 370・460 | 角形スリムタイプもあり(370のみ) |
エコキュートのタンク容量としては最も一般的なのは370リットルタイプですが、最近では大人数での使用を想定した550リットルや560リットルの大容量タイプも選べるようになってきました。
また逆に少人数世帯での使用や、マンション・アパートなどの集合住宅での使用に適したタンク容量の小さいコンパクトなタイプが選べるメーカーもあります。
タンク容量については普段の使用人数はもちろん、お盆やお正月に家族が帰省して人数が増える場合なども考慮して、余裕のあるタンク容量をを選びたいものです
快適機能を比較
エコキュートにはただお湯を給湯するだけではなく、毎日のお風呂を清潔・快適にしてくれる機能が搭載されている機種があります。
メーカー | 機能名 | 内容 |
---|---|---|
パナソニック | 温浴セレクト | 3つの快適な温浴モードが選択できる |
酸素入浴 | 浴槽内に酸素を供給 | |
リズムeシャワープラス | シャワーの流量と温度を変動させて心地良い |
|
三菱電機 | ホットあわー | 浴槽内にマイクロバブルを発生させ快適入浴 |
バブルおそうじ | ふろ配管をマイクロバブルで洗浄 | |
コロナ | 湯上りタイマー | 入浴を検知して入浴時間をカウント、お知らせしてくれる |
東芝 | 銀イオンの湯 | お風呂のお湯に除菌・防臭効果の高い銀イオンを発生させる |
日立アプライアンス | 快泡浴 | 噴流とはじける気泡で快適な入浴 |
ダイキン工業 | マイクロバブル入浴 | 浴槽内にマイクロバブルを発生させ、肌にうるおい、湯冷めしにくいお湯に |
長府製作所 | マイクロバブル浴 | 微細な気泡でじんわり温まるお風呂に |
各メーカー共快適機能が付いているのは主に上位機種になりますが、エコキュートに「プラスアルファ」を求める方なら比較検討してみてはいかがでしょうか。
お湯の勢い(給湯圧力)を比較
多くのエコキュートは減圧式のため直圧式のガス給湯器等と比べるとどうしてもシャワーの勢いが弱いと言うウイークポイントがありました。
しかし各メーカー共、最新式のエコキュートには2階への給湯や2カ所同時の使用でも充分な俺の勢いを確保できるように「高圧給湯タイプ」のエコキュートを発売しています。
メーカーのエコキュートの給湯圧力は下の図の通りです
メーカー | 通常タイプ(kpa) | 高圧給湯タイプ(kpa) | 高圧給湯名称 |
---|---|---|---|
パナソニック | 170 | 280 | パワフル高圧 |
三菱電機 | 180 | 290 | ハイパワー給湯 |
コロナ | 190 | 290 | 高圧力パワフル給湯 |
東芝 | 170 | 300 | パワフル給湯 |
日立アプライアンス | 170 | 500(給水元圧による) | ナイアガラ出湯 |
ダイキン工業 | 170 | 320 | パワフル高圧 |
長府製作所 | 170 | 300 | 高圧パワー給湯 |
※各メーカー共、通常の圧力のものを「高圧力タイプ(高圧力型)」で表示しています。高圧給湯のものは表の左側に表記した名称でカタログ表示されているのでご注意ください。
お湯の勢いに関しては、やはり水道直圧式の「ナイアガラ出湯」を採用している日立アプライアンスが頭一つ抜けている印象があります。
しかし、他メーカーの高圧力タイプでも減圧式ながら十分な圧力を実現しており、1階での使用であれば全く問題ないレベルと言えます。
ただし、エコキュートの出湯圧力は水道等の給水圧力に大きく依存するものなので、お住まいの地域の水道の圧力を考慮しながらメーカー、機種を選んでください。
まとめ
今回は各メーカーのエコキュートの特徴や性能を比較してどのメーカーのエコキュートが1番おススメなのかをご紹介するつもりでした。
しかし比較するにつれ、各メーカーのエコキュートに対する取り組みの違いにより、メーカーそれぞれに独自の特色や良い部分があることがわかりました。
どのメーカーのエコキュートが1番と言うよりは、それぞれのご家庭によって最適なエコキュートは違うということですね。
各メーカーのエコキュートのそれぞれの良さを比較した上で、是非あなたのイチオシのエコキュートを見つけていただきたいと思います。
エコキュート工事を本気でお考えなら・・・
エコキュートを新しく導入したい
古くなったエコキュートを買い替えたい
エコキュート工事を依頼したいが悪徳業者に引っかからないか心配
高額なエコキュート工事で失敗しないために「試してほしい方法」をご紹介しています。
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コチラ→→エコキュート工事で失敗しないためには!!
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