エコキュートが水漏れ?水道代が上がったらチェックすることは?

エコキュートを使用していて水道代が急に上がったり、水道局から水漏れを指摘されることがあります。

そんな時は、エコキュートの水漏れかもしれません。

しかし水道代が上がった原因がエコキュート以外の水漏れの場合もあります。

そんな時はどのようにして判断したらいいのでしょうか?

今回はエコキュートを使っていて、急に水道代が上がった時に考えられる原因と、エコキュートの水漏れかどうかをチェックするポイントについてご紹介します。

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エコキュートの水漏れでよくある症状と原因は?

エコキュートが水漏れするとどのような症状が現れるのか?よくある症状とその原因をご紹介します。

エコキュートの周辺が濡れている

エコキュートの周りがいつも濡れているような時はエコキュート本体からの水漏れや、ヒートポンプ配管からの水漏れが疑われます。

エコキュート本体の水漏れ

エコキュートは長年使用していると、貯湯タンクの内部に使用されているパッキン類が経年劣化して水漏れを起こすことがあります。

エコキュート自体は使えるからといって放置していると、水漏れによって内部に湿気がこもり、基盤などの電気系統の故障に発展する可能性が大きく、早急に修理が必要です。

エコキュート内部の水漏れの場合は、メーカーに修理を依頼するようになります。

ヒートポンプ配管からの水漏れ

エコキュート本体やヒートポンプ周辺が濡れているようなら、貯湯タンクとヒートポンプとを繋いでいるヒートポンプ配管からの水漏れの可能性もあります。

ヒートポンプ配管は、タンクからヒートポンプへ水を送る配管とヒートポンプで作ったお湯をタンクに戻す配管の2本がありますが、特にお湯が通る方の配管は劣化しやすく設置から7〜8年程度で水漏れを起こすケースがよくあります。

この配管は消耗品なので水漏れを起こしたら配管本体と継手を交換して修理するようになります。

ヒートポンプ配管はエコキュート設置時に施工業者が汎用品を用意して取り付けていますので、修理はメーカーではなく施工業者に依頼するようになります

エコキュートの排水から常に水が出ている。

エコキュートには沸き上げ(お湯を沸かす)時に出る膨張水を排水する配管が設けてあります。

この配管からは沸き上げの時以外は水が出ないのが正常な状態ですが、沸き上げしているいないに関わらず常に排水から水が出ているようなら次のような原因が考えられます。

・減圧弁・安全弁の故障

・混合水栓の逆流

減圧弁・安全弁の故障

エコキュートには、貯湯タンクを水圧から保護するため、減圧弁・安全弁という部品が使われています。

減圧弁、安全弁にはそれぞれ次のような役割があります。

・減圧弁・・・タンクが耐えられる圧力まで給水圧を落とす

・安全弁・・・お湯を沸き上げる際の膨張水を排水してタンクを圧力から守る

従って減圧弁が故障して給水圧力が規定値よりも高くなると、安全弁が働いてタンク内の水を排水するようになります。

また、減圧弁が正常でも安全弁が故障して排水が止まらなくなる場合もあります。

メーカーの見解によると、減圧弁や安全弁は消耗部品で水質によっては早いと3年程度で劣化してこのような水漏れを起こすこともあるそうです。

減圧弁と安全弁のどちらが故障しているのかを判断するのは非常に難しく、基本は減圧弁、安全弁両方セットでの交換になる場合が多いようです。

エコキュートの減圧弁・安全弁は汎用品ではなく、メーカーごとの専用部品になるので、修理・交換はメーカーに依頼するようになります。

混合水栓からの逆流

エコキュートの排水からの水漏れの原因でもう一つ考えられるのは、混合水栓からの逆流です。

温度調節がついたサーモシャワー水栓や、レバー式の混合水栓が故障すると、給水配管の水が給湯配管を通ってエコキュートに逆流して、安全弁が作動してしまうことがあります。

混合水栓からの逆流を判断するには、エコキュートの止水栓を閉じて排水からの水が止まるかどうか確認してみてください。

エコキュートの給水バルブはほとんどの場合、本体正面の脚部カバーを外したところに取り付けてあるのでこの給水バルブを閉めてみて、排水からの水が止まるようであれば、先述したエコキュート内部の減圧弁・安全弁の故障です。

そしてエコキュートの給水を止めても排水からの水が止まらない場合は、どこかの混合水栓が逆流している可能性が高いということになります。

さらに各混水栓の止水栓を閉じてみて、排水からの水漏れが止まるところを確認すればどの混合水栓が逆流しているかを特定することができます。

エコキュートの排水からの水漏れが混合水栓の逆流であれば、該当する水栓の修理、交換で水漏れが解消されます。

水道メーターが回っている

エコキュート本体や排水からの「目に見える」水漏れがないのに水道メーターが常に回っている(画像の矢印の部分)場合は、給水・給湯配管からの水漏れの恐れがあります。

目に見える水漏れがなく、給水配管、給湯配管のどちらかから水漏れしているのかを判断するには、エコキュートの給水バルブを止めて道メーターを確認してみるとわかります。

給水バルブを止めた状態で、

・水道メーターが回っている・・・給水配管の水漏れ

・水道メーターが止まっている・・・給湯配管の水漏れ

と言うふうに判断することができます。

また、給湯配管から水漏れしている場合には、

・エコキュートのお湯が満タンにならない

・昼間でもヒートポンプがずっと回っている

などの症状で判断することができます。

エコキュートの給水・給湯配管からの水漏れは水道代が大幅に上がってしまう恐れがあります。

特に給湯配管からの水漏れはエコキュートの使用に支障をきたす(お湯が使えない、電気代が大幅に上がるなど)ので、早急に水道業者へ調査・修理を依頼することが大切です。

エコキュートの水漏れが原因の水道代は減免してもらえる?

水漏れが原因で水道料金が上がってしまった場合、水漏れ箇所を速やかに修理した上で手続きをすると漏水分の水道料金を(ある程度)減額してくれる「減免制度」というものがあります。

この水道料金の「減免制度」ですが、エコキュートの水漏れが原因の場合は適用されるのでしょうか?

各自治体によって水道料金が減免される水漏れの範囲が異なるのですが、「外から見えない地中や壁の中の配管の水漏れ」など、「一般の方では容易に分からない(気付かない)箇所の水漏れ」を対象としている場合が多く、エコキュートなどの給湯器からの水漏れは減免の対象外としている自治体が多いようです。

ただし、自治体によっては減免制度の対象となる範囲が広く、給湯器からの水漏れも対象としているところもありますので、ダメ元で問い合わせをしてみる価値はありそうです。

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水漏れの修理を依頼する時に最低限伝えること

ご紹介したように水道代が上がってしまう水漏れの原因には色々なものがあり、エコキュート以外に原因ある場合もあります。

上記にご紹介したように水漏れの原因を特定する方法はありますが、一般のユーザーが判断するには難しいものもあります。

もし水漏れの原因がよくわからない場合は、エコキュートのメーカーではなく、まずは施工業者に相談した方がいいでしょう。

その上でもしエコキュート自体に問題があるようなら、施工業者経由でメーカーに修理を依頼してもらう方がスムーズに事が運びます。

また、施工業者に修理を依頼する際に、次のことは最低限調べて伝えておきましょう。

・エコキュートの年式や型番

・水道メーターが回っているかどうか

・エコキュートの周辺が濡れているかどうか

・排水から水が出ているかどうか

これだけの事柄をあらかじめ伝えるだけでも業者側である程度原因が予測でき、迅速な対応をしてもらえます。

そのほか、エコキュートの様子に関して、いつもと違うことがあれば細かいことでも伝えておくと、更に原因が特定しやすく修理対応がスムーズに行えます。

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