エコキュートの導入を検討されている方には、「三菱エコキュート」をお考えの方も多いのではないでしょうか?
「三菱エコキュートを設置したいけれど、価格は高い?安い?」
「三菱エコキュートは他のメーカーと比べると性能はどうなのか?」
「三菱エコキュートを選ぶべきポイントは?」
このページでは三菱エコキュートの相場価格や、三菱エコキュートならではの特色やおススメポイントなどをご紹介していきます。
エコキュートを選ぶ際の参考になれば幸いです。
三菱エコキュートの特色やおススメポイントは?
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国内シェア2位の人気メーカー
エコキュートを発売しているメーカーには三菱電機をはじめ、パナソニック、日立、東芝、ダイキン、コロナ、長府製作所などがあります。
三菱エコキュートはその中でも国内シェア26%で、パナソニックに次ぐ国内2位のシェアを誇る人気のエコキュートです。(2016年度データ・2017年11月30日発刊高効率給湯機専門誌QTOPIAより)
三菱エコキュートは人気女優の杏さんを起用したテレビCMなどでもおなじみで、一般ユーザーの認知度が極めて高く、多くのユーザーに選ばれている印象です。
三菱エコキュートの特色・おススメポイント
三菱エコキュートは「マイクロナノバブル」をはじめ、他メーカーにない独自機能が充実していて、エコキュートを選ぶ際のポイントになっています。
三菱独自のマイクロバブル技術
三菱エコキュートならではの独自の機能として代表的なのが2つの「マイクロバブル技術」です。
毎日清潔な「バブルおそうじ」(Sシリーズ以上に搭載)
マイクロバブル技術を使った三菱エコキュートの代表的な機能が「バブルおそうじ」です。
「バブルおそうじ」があるから三菱エコキュートを選んだというユーザーも多く、おススメの機能です。
長年使っていると湯アカなどの汚れが溜まりやすいのが、湯はりや追いだきを行う「ふろ配管」です。
ふろ配管内はブラシなどで直接掃除をすることができず、配管洗浄剤等で掃除をすると洗剤成分が残る心配があり、お風呂を清潔に保つ上でネックとなる部分です。
三菱エコキュートの「バブルおそうじ」はマイクロバブルの微細な泡がふろ配管内の汚れを吸着して自動洗浄してくれる機能です。
毎日お風呂の栓を抜くだけで自動で洗浄を開始するので難しい操作は必要ありません。
約0.1ミリという微細な泡が配管内に残りがちな皮脂汚れなどを強力に吸着してくれるので洗剤も不要です。
毎日のお風呂を清潔に保ってくれる三菱エコキュートの人気機能です。
「ホットあわー」で快適入浴(Pシリーズに搭載)
三菱エコキュートのもう一つのマイクロバブル技術が、「ホットあわー」です。
浴槽に取り付けた専用のアダプターがより微細なマイクロバブルを発生し全身を包み込んで心地よい入浴を楽しむ事ができます。
さらにこのマイクロバブルには風呂上がりの湯ざめを抑え、お肌のうるおいをアップさせる効果があり、入浴後の快適もサポートしてくれます。
「ホットりたーん」でより省エネに!(Sシリーズ以上に搭載)
三菱エコキュートの新機能として注目なのが「ホットりたーん」です。
これまで活用されることのなかったお風呂の残り湯のまだ温かい熱を「エネルギー」として再利用します。
最後に入浴した人がボタンを押すことで熱回収を開始し、残り湯の熱だけを貯湯タンクに回収してタンク内を温めてくれ、夜間の沸き上げに必要な電気代を節約してくれます。
これまで捨てていたエネルギーを上手に利用する事で省エネ効率を高める三菱エコキュートの最新機能です。
三菱エコキュートのラインナップは?
三菱エコキュートは、シンプルでベーシックな機能の「Aシリーズ」、バブル洗浄が使えるなど、機能と価格のバランスがいい「Sシリーズ」、ホットあわーなどの快適機能も選べる最上位機種の「P(プレミアム)シリーズ」がラインナップされています。
またそれぞれのシリーズに、薄型タイプや寒冷地使用、塩害地使用など設置場所や使用する地域に合わせた機種が用意されていて、ユーザーのニーズにあったエコキュートを選ぶ事ができます。
ベーシックなAシリーズ
Aシリーズでは、通常のフルオートタイプの他に、お湯はりのみ自動の「エコオート」や、蛇口から浴槽に給湯するだけの「給湯専用タイプ」など、機能をシンプルにした分価格を抑えたリーズナブルなモデルを選ぶことができます。
また、Aシリーズには、通常のタンク容量(370リットル~550リットル)に加え、少人数用にタンク容量を抑えたエコキュートライト(180リットル・1~2人用)やコンパクトエコキュート(200リットル・2~4人用)などもラインナップされています。
「使用人数が少なくあまり大きなタンクは必要ない」ご家庭や、「エコキュートは使いたいができるだけ価格は抑えたい」という方、「操作が簡単でシンプルな方がいい」という方にはAシリーズがおススメです。
・フルオートWおいだき
・エコオート
・給湯専用
・追い炊きフルオート
機能と価格のバランスがいいSシリーズ
三菱エコキュートの目玉機能で人気のある「バブルおそうじ」など、Aシリーズより快適な機能が選べるのがSシリーズになります。
Sシリーズからは全ての機種がフルオートタイプで「バブルおそうじ」を搭載していますが、「バブルおそうじ」を搭載していないAシリーズのフルオートとカタログ価格の差が少なくお得感があります。
バブルおそうじなどの人気の機能は押さえつつ価格面とのバランスをとっているのがSシリーズだと言えます。
・フルオートWおいだき
・お急ぎ湯はり
・バブルおそうじ
・給湯ガイド
・ハイパワー給湯
・ホットりたーん
・三菱HEMS対応
・太陽光発電システム連携
最上位機種のPシリーズ
三菱エコキュートの「Pシリーズ」は名前の通りほかのシリーズにはないプレミアムな機能が搭載された最上級モデルです。
マイクロバブル技術を活かした「ホットあわー」はPシリーズのみの機能で、ワンランク上の快適入浴を楽しむ事ができます。
最上級モデルだけあって価格は高くなりますが、毎日使うお風呂だからこそ選びたい機能が満載のグレードとなっています。
・フルオートWおいだき
・ホットあわー
・お急ぎ湯はり
・バブルおそうじ
・給湯ガイド
・ハイパワー給湯
・三菱HEMS対応
・太陽光発電システム連携
・耐震クラスS対応
・防汚コート
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三菱エコキュートの相場価格とおススメのシリーズは?
三菱エコキュートの相場価格
では、三菱エコキュートの価格の相場はどのくらいなのか、インターネット通販で販売されている三菱エコキュートの機種別の「本体価格(本体・リモコン・脚部カバー)+基本工事費」を調べてみたところ、次のよう結果になりました。
シリーズ 機種名 タイプ 安値 高値 リンク
A SRT-N374 給湯専用 317900 420000
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A SRT-N464 給湯専用 336980 441000
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A SRT-N554 給湯専用 358800 467000 最新価格をチェック!
A SRT-C374 エコオート 323571 433000
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A SRT-C464 エコオート 349000 452000 最新価格をチェック!
A SRT-W374 フルオート 318000 459000 最新価格をチェック!
A SRT-W464 フルオート 358000 475000
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A SRT-W374Z 薄型フルオート 338000
474000
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A SRT-W434Z 薄型フルオート 368000
493000 最新価格をチェック!
S SRT-S374 フルオート 339000 477000 最新価格をチェック!
S SRT-S374A フルオート 338000 466000 最新価格をチェック!
S SRT-S374UA フルオート・ハイパワー給湯 352000 480000 最新価格をチェック!
S SRT-S374U フルオート・ハイパワー給湯 352000 491000 最新価格をチェック!
S SRT-S374UZ 薄型フルオート・ハイパワー給湯 362000 513000 最新価格をチェック!
S SRT-S464 フルオート 350800 514000 最新価格をチェック!
S SRT-S464A フルオート 368000 489000 最新価格をチェック!
S SRT-S464U フルオート・ハイパワー給湯 350800 514000 最新価格をチェック!
S SRT-S464UA フルオート・ハイパワー給湯 379000 503000 最新価格をチェック!
S SRT-S434UZ 薄型フルオート・ハイパワー給湯 383000 536000 最新価格をチェック!
S SRT-S554 フルオート 398000 523000 最新価格をチェック!
S SRT-S554U フルオート・ハイパワー給湯 415000 537000 最新価格をチェック!
P SRT-P374B フルオート 475000 615000 最新価格をチェック!
P SRT-P374UB フルオート・ハイパワー給湯 487000
630000 最新価格をチェック!
P SRT-P464B フルオート 485000 640000 最新価格をチェック!
P SRT-P464UB フルオート・ハイパワー給湯 510500 655000 最新価格をチェック!
P SRT-P554B フルオート 526500 700000 最新価格をチェック!
P SRT-P554UB フルオート・ハイパワー給湯 536500 705000 最新価格をチェック!
※価格は2019年6月現在のものです。価格は変動する可能性がありますので、リンクから最新の価格をチェックしてください。
インターネット販売以外の地元の工事業者等に工事を依頼した場合は上記の金額よりは若干高めの見積もりとなる場合が多いようです。(+5~10万円程度が相場ではないでしょうか)
また、これらの価格の「基本工事費」はあくまでも一般的に必ず必要な工事にかかる費用を想定しています。
従って、現場の状況によっては追加の工事(費用)が必要になる場合があるので注意が必要です。
ネットで注文する場合でも、地元の業者に依頼する場合でも、いきなり工事を依頼するのではなく、必ず現場を実際に見てもらって正確な価格を見積もりしてもらいましょう。
三菱エコキュート、おススメなシリーズは?
三菱エコキュートを購入するなら、「バブルおそうじ」は外せない機能ではないでしょうか。
それを踏まえると、やはりバブルおそうじが標準装備されているSシリーズがオススメだと言えます。
その理由は同じフルオートタイプだとAシリーズとSシリーズの価格差があまりないからです。
例えば、同じ370リットルのフルオートで比較すると、Sシリーズの「SRT-S374A」がカタログ価格800,000円に対して、Aシリーズの「SRT-W374」が790,000円でその差が僅か30,000円です。
先ほどご紹介したネットでの実売価格を比較してみても、AシリーズとSシリーズとの価格差は比較的少なく、Aシリーズのフルオートタイプの価格に2~30,000円プラスでSシリーズのホットりたーん付きのモデルを購入することができます。
しかし最上位のPシリーズになると、Sシリーズよりも実売価格が10万円以上高くなってしまいます。
さらにPシリーズの場合は必ずふろ配管のアダプターをホットあわー専用のものに交換する必要があるので、工事費がその分高くなるケースが多く、他のシリーズとの価格差を考えるとホットあわーがどうしても必要なのか好みの分かれるところではないでしょうか。
三菱エコキュートを選ぶ際には、各機種の機能の内容を十分に理解した上で、本当に必要な機能と価格とのバランスを十分に考慮して選ぶことが大切です。
まとめ
三菱エコキュートなら豊富なラインナップから、皆さんの生活シーンにピッタリのエコキュートを選ぶ事ができます。
・シンプルでリーズナブルなAシリーズ
・人気のバブルおそうじが使えるSシリーズ
・ホットあわーで快適なお風呂が楽しめるPシリーズ
ご家庭ごとに、エコキュートにかけられる予算や求める機能には違いがあります。
シリーズごとのそれぞれの違いや特徴をしっかりと理解して最適な一台を選びましょう。
エコキュート工事を本気でお考えなら・・・
エコキュートを新しく導入したい
古くなったエコキュートを買い替えたい
エコキュート工事を依頼したいが悪徳業者に引っかからないか心配
高額なエコキュート工事で失敗しないために「試してほしい方法」をご紹介しています。
本気でエコキュートをお考えならぜひチェックしてみてください。
コチラ→→エコキュート工事で失敗しないためには!!
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